beacon

川崎F、鳥栖に完封負けで第2S首位陥落…小林悠もJ1記録に並べず

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.13 J1第2ステージ第8節 鳥栖1-0川崎F ベアスタ]

 年間順位と第2ステージで首位に立つ川崎フロンターレをホームに迎えたサガン鳥栖が1-0で勝利し、第2ステージ4位に順位を上げた。

 前節・G大阪戦で第2ステージ初黒星を喫した鳥栖は前半26分、ロングボールからFW早坂良太が裏に抜け出してPA内から左足シュートを放つ。しかし、惜しくも枠の右に外れてしまう。同35分には、早坂が相手の股を抜くスルーパスを送り、これにFW豊田陽平が反応したが左足シュートはGKチョン・ソンリョンの正面に飛んでしまった。

 対する川崎Fは前半29分、左サイドからMF中村憲剛が上げたクロスをPA右で胸トラップしたFW小林悠が左足シュートもゴール右に外れる。同33分には、得意の細かいパス交換から最後はMF長谷川竜也が右足シュートを放つもGK林彰洋に止められ、お互いに前半はゴールネットを揺らすことができなかった。

 試合は後半開始早々に動く。後半1分、早坂の落としを右サイドで受けたMF金民友がドリブルでゴール前へ斜めに突破。そのまま左足シュートをゴール右隅に流し込み、鳥栖が先制に成功した。

 1点ビハインドの川崎Fは後半6分に、FW大久保嘉人がPA内からシュートを放つなど反撃に出るも、鳥栖の効果的な攻撃に苦しみ、なかなか決定機を作ることができない。同35分には、金民友のクロスからMF福田晃斗に決定的なヘディングシュートを放たれたが、GKチョン・ソンリョンがファインセーブ。何とか追加点は許さず、終盤に突入した。

 しかし、川崎Fは後半39分に途中出場のMF三好康児が金民友を足裏で蹴ったとして一発レッド。1点ビハインドに加えて数的不利となり、厳しい状況となった。試合はそのまま0-1で終了。川崎Fは第2ステージ2位に順位を下げた。また、7試合連続ゴール中の小林悠は、97年から98年にかけてフリオ・サリナス(横浜M)が記録した8試合連続ゴールのJ1記録に並ぶことはできなかった。

●[J1]第2ステージ第8節1日目 スコア速報

TOP