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京都の交代策的中! “決めれば負けない”有田のゴールで町田に完封勝ち

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[8.14 J2第29節 京都1-0町田 西京極]

 京都サンガF.C.がホームでFC町田ゼルビアに1-0で勝利し、6試合負けなし(3勝3分)とした。逆に敗れた町田は5試合未勝利(2分3敗)となってしまった。

 両チームとも開始から守備で高い集中力を保ち、チャンスの生まれにくい展開となった。ならばと前半33分に、京都のFWエスクデロ競飛王がこぼれ球に反応し、PA手前中央から右足で強引にシュート。枠をとらえたが、GK高原寿康のファインセーブに阻まれた。

 町田も前半38分にMF鈴木崇文が右からのパスを受け、敵陣中央から左足を振り抜くが、グラウンダーのシュートはゴール右外へ。互いに守備を崩し切れず、ミドル中心の攻撃となり、同アディショナルタイムにはDF内田恭兵のパスに走り込んだMF堀米勇輝がPA手前左から左足で狙うも、クロスバーを越えた。

 前半をスコアレスで折り返し、後半に入ると徐々にゴール前まで入り込むシーンが増加。勝負どころと見た京都は後半24分にFWイ・ヨンジェに代え、FW有田光希をピッチへ送った。

 すると、この交代策が奏功。後半31分に堀米が右サイドからドリブルで中に切れ込み、前方へパスを送る。PA内右でゴールに背を向けて受けた有田が巧みな身のこなしから右足でシュートを放ち、GK高原に弾かれたボールがゴールに転がり込んだ。これが決勝点となり、京都が1-0で完封勝利を飾った。

 有田は4試合ぶりとなる今季5得点目。自身がゴールを決めたここまでの5試合は負けがなく、今回で3度目の決勝ゴール奪取となった。

●[J2]第29節1日目 スコア速報

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