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本日試合 スイス代表監督インタビュー

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 スイス代表監督
 コービ・クーン監督インタビュー

●プロフィール:42年10月12日スイス生まれ。現役時代はクリエィティブなMFとして活躍。FCチューリヒで17年プレー。引退後事業に失敗。ユース監督。96年からはスイスのU-21の監督。01年からスイス代表の監督。

 「このチームは08年のユーロを目指して04年のユーロ終了後にU-21の代表を中心に作られたチームである。今大会の32カ国の中でももっとも若いチームではないかと思う」

 「幸運だったのは私がよい時期に監督になっとということだ。スイスはユース世代の育成にはやくから取り組んでいた。01年に代表監督に就任したころにもすでに若い優秀な選手が世に出始めていた。ここ数年のスイスのユースの活躍を見ればわかることだ。若い優秀な素材があったから大胆な世代交代が出来た。そして選手は期待に答えてくれた。もちろん私が選手をよく知っていたことがことを上手く運んだ。昔から選手をよく知っているのは戦術の徹底についても大いに役に立った」

 「(ベテランが少なくないか?)ベテランは必要でありチームの宝。でもどんな選手でも私の考えるチームになじめないなら呼ぶことはない。私は最初から若いチームを作ったのではなく徐々に若返りを図っていった」

フットボールニッポン夏号
出場全監督インタビューより


●6月26日 対ウクライナ戦の予想

 08年のユーロのオーストリアとの共同開催を控えてチーム強化に熱の入るスイスが06年のワールドカップに送り出す若い選手を中心としたチームは攻守にバランスのとれたチームである。

 08年を目指していると明言していることもあり大会へのプレッシャーも少なく無欲で安定した力を発揮している。ウクライナの攻撃をどう封じてスイスのカウンター攻撃に結びつけるかその鍵を握るのは左サイドのベルネッタだろう。彼のスピードとカンのいいパスに注目したい。

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