beacon

悲願の初金メダルを目指すブラジル、ドイツとの決勝は「W杯のリベンジじゃない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 20日に行われるリオデジャネイロ五輪男子サッカー決勝を前に、ブラジル代表のロジェリオ・ミカレ監督は、2014年W杯のリベンジではないと述べた。

 地元開催のオリンピックで悲願の初金メダルを目指すブラジルは、ファイナルでドイツと対戦する。フル代表が2014年W杯準決勝で1-7と大敗した因縁の相手だ。

 だが、ミカレ監督は決勝を前に、次のように述べている。

「それはW杯で、これはオリンピックだ。ネイマールもその試合に出ていないし、リベンジしなければいけないという感じはない。時代も選手たちも違うんだ」

「サポーターにはサポーターの役割があり、我々は彼らを必要とする。ドイツは非常に強いからだ。サポーターは好きなように望めるが、あの試合と今回の試合に接点はない。ドイツとの決勝は素晴らしい試合になると確信しているが、過去のことは関係ないよ」

 準決勝でホンジュラスを6-0と粉砕したブラジルだが、今大会21得点のドイツが相手とあり、ミカレ監督は戦い方を変える可能性にも触れている。

「スタイルを変えるかもしれないが、選手たちのベストも引き出したい。今のサッカーはより組織的で、相手にプレスをかける傾向であり、それが必要だと分かっている」

「だが、我々は自分たちのエッセンスを忘れてはいけない。一瞬の輝きで試合を変えられる能力のある選手たちがいるということをね。だからこそ、多くのヨーロッパのチームが南米の選手たちを引き抜くんだ」

●リオデジャネイロ五輪特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP