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ミラン開幕星、17歳守護神が救う…本田はミラン3年目で初の開幕戦出場なし

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[8.21 セリエA第1節 ミラン3-2トリノ]

 セリエAの第1節2日目が21日に行われた。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでトリノと対戦し、3-2で勝利した。ミランで3度目の開幕戦を迎えた本田。過去2年は先発出場していたが、初のベンチスタートになると、初の出番なしに終わっている。

 ビンチェンツォ・モンテッラ監督を迎えたミランが、攻守の要の2人の活躍によって、白星発進を決めた。まずはエースFWカルロス・バッカだ。国外強豪クラブへの移籍も噂された中で残留を決断したコロンビア代表FWは、前半38分にDFイニャツィオ・アバーテのクロスを頭で合わせて先制点を奪う。

 後半立ち上がりにFWアンドレア・ベロッティに同点弾を決められたミランだが、同5分にFWエムベイェ・ニアンのクロスからバッカがゴールネットを揺らして、すかさず勝ち越しに成功。同16分にはMFジャコモ・ボナベントゥーラが獲得したPKをバッカが蹴り込み、ハットトリックを完成させた。

 そして若き守護神が最終盤のヒーローになる。後半アディショナルタイムにMFダニエレ・バセッリにゴールを許して1点差に迫られたミランは、その直後にDFガブリエル・パレッタがエリア内でファウルを取られてPKを献上。ただそこに立ちはだかったのが、17歳GKジャンルイジ・ドンナルンマだった。ベロッティのシュートを完ぺきなセーブで弾ききり、1点差を守り抜いた。ミランの開幕戦勝利は2年ぶりとなった。


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