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たらい回しのバロテッリに救いの手…セリエAの3クラブが獲得に動く

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 リバプールから戦力外の扱いを受けているFWマリオ・バロテッリに対し、セリエAの3クラブが獲得に動いているようだ。イタリア『ガゼッタ・ワールド』が伝えている。

 バロテッリは2014年8月にリバプールに加入。ミランへのレンタルを経て今夏復帰したものの、ユルゲン・クロップ監督から戦力外通告を言い渡され、移籍先が注目されていた。しかし、さまざまなクラブへの移籍話が浮上しては立ち消え、新天地探しが難航。現在もまだ行き先が決まっていない。

 そんなバロテッリに対し、セリエAのクラブが獲得を希望しているようだ。『ガゼッタ・ワールド』によると、ボローニャのロベルト・ドナドーニ監督はバロテッリの実力を認めており、FWマッティア・デストロとチーム内で競争させるため、移籍市場が閉まる前にオファーを出すと見られている。

 まだ獲得について公式に話し合いが行われたわけではないようだが、ボローニャはバロテッリを獲得するだけの経済的余裕がある唯一のクラブとされ、年俸は600万ユーロ(約6億8000万円)になると予測されている。

 また、同紙では今夏にFWバルデ・ディアオ・ケイタを放出するとされているラツィオもバロテッリの獲得競争に参加するかもしれないと報じている。さらにキエーボもバロテッリ獲得に興味を示していたようだが、その実現性は日に日に低くなっているという。

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