beacon

去就注目のハートに大歓声…シティがデルフの決勝点で連勝しCL本選へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.24 欧州CLプレーオフ第2戦 マンチェスター・C 1-0 ステアウア]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、プレーオフ第2戦を行った。マンチェスター・シティ(イングランド)はホームでステアウア(ルーマニア)と対戦し、1-0で勝利。2戦合計6-0で本選出場を決めた。

 16日に敵地で行われた第1戦ではFWセルヒオ・アグエロのハットトリックなどで5-0と先勝したシティ。ホームでの第2戦では、アグエロやMFケビン・デ・ブライネら主力を温存し、今夏の去就が注目されるGKジョー・ハートとMFヤヤ・トゥレが今季の公式戦初出場を果たした。

 キャプテンマークを巻いたGKハートがボールを触るたび、シティサポーターから大きな歓声が飛び、やや独特な雰囲気の中で行われた一戦。ほぼ確定しているシティは、前半9分にFWケレチ・イヘアナチョが左足ミドル、同25分にはMFヘスス・ナバスの右クロスからFWノリートが右足ボレーを放つなどゴールに迫るもなかなかゴールネットを揺らすことができない。

 見せ場を欠いたシティだったが、後半11分に均衡を破った。トゥレのスルーパスでPA右に抜け出したイヘアナチョが右にはたき、ナバスがダイレクトで中央に折り返す。これをMFファビアン・デルフがヘッドで合わせ、先制点。2戦合計でリードを広げたシティは、同15分にDFジョン・ストーンズとノリートを下げて、DFオルワトシン・アダラビオヨとDFアンヘリーニョの若手を投入する余裕をみせた。

 終盤に向けてはGKハートのプレー機会が増え、そのたびにスタジアムが沸いた。危なげなく試合を進めていたシティだが、後半29分に19歳イヘアナチョが右足を痛め、ピッチ外に倒れ込んでしまう。イヘアナチョはそのまま自力で立つことができず、ストレッチャーに乗せられて交代を余儀なくされた。試合はそのまま1-0で勝利したが、契約を延長したばかりの期待の若手の負傷という後味の悪い試合となってしまった。

●プレミアリーグ2016-17特集
●欧州CL16-17特集

TOP