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ハートの去就に言及するペップ「ジョー、クラブ、自分自身に正直でいたい」

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[8.24 欧州CLプレーオフ第2戦 マンチェスター・C 1-0 ステアウア]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーオフ第2戦が24日に行われ、マンチェスター・シティ(イングランド)はホームでステアウア(ルーマニア)に1-0で勝利。2戦合計6-0で本選出場を決めた。

 この試合ではイングランド代表GKジョー・ハートがゴールマウスを守った。今夏の移籍が噂される守護神へ対しては、サポーターから大きな声援が送られた。シティはバルセロナからGKクラウディオ・ブラーボの獲得が決定的とみられ、これによってハートはクラブを去るとみられている。

 試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督はハートについて言及。「ジョーは、まだ私たちの選手だ。彼は、このクラブにとってレジェンドだと知っている。このクラブが成し遂げてきたことの理由の一つが、ジョーの存在だろう。彼は、チームが上に進むために、大きな役割を果たしていた。みんなの彼に対する態度は、素晴らしいと思った」と語った。

 公式戦3試合でハートの起用を見送ってきたことについては、「私は、決断を下すためにここにいる。監督として多くの間違いをしてきた。良い決断を下すこともあるし、悪い決断になるときもある。私が感じたことを否定はできないよ」と言うと、「ジョー、クラブ、そして自分自身に正直でいようと思っているんだ。みんなハッピーでいられる決断を下したいと望んでいるが、それは不可能だ」と説いた。

 これまでバルセロナやバイエルンでも様々な決断を下してきたペップ。「監督は、選手の将来を左右をする決断を下す必要があるときがある。簡単ではないよ。現在、28選手を抱えてるが、ということは、17選手がプレーできない状況になる。彼らが監督に対して、ハッピーだと思っていると思うかい? ハッピーだと思っていないよ。ファンがハッピーでない状況は、完全に理解できるよ」とそれぞれの気持ちを思いやる。

「私はここへきて1か月だが、ジョーは過去何年にも渡って、クラブに対して多くのことを成し遂げてきた。クラブにいるみんなのことを尊敬しているが、私は決断を下す必要があるんだ。それが私の思っていることだ」

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