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[全中]青森山田で憧れの柴崎岳を追う、藤原優大が攻守に存在感

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[8.25 全中決勝 青森山田中4-0暁星国際中 富山陸]

 背番号4が攻守に存在感を放っていた。DF藤原優大は準々決勝から決勝まで3試合連続ゴールを記録。特に準決勝では決勝点、守備面でも安定したポジショニングで、相手のチャンスの芽を摘んでいた。「チームのために走ろうと思っていた」と話す大型ボランチが青森山田中(青森)の3連覇に大きく貢献した。

 東北大会まではCBでプレーしていた。しかし先輩CBの復帰によって、1年生の昨年プレーしていたボランチに再転向することになった。そうして迎えた今大会。「スタメン11人だけではなくて、みんなで戦えた。チームとして戦えたと思っています」と充実の汗をぬぐった。

 青森山田のボランチ。憧れは柴崎岳(鹿島)だ。青森県出身のサッカー少年なら誰もが憧れる存在で、青森県弘前市出身の藤原もその例に漏れない。「青森山田で頑張って、プロに行って、代表にも呼ばれている。自分も柴崎選手のように憧れられる選手になっていきたい」。身体を含め、すべての面で成長期にある中学2年生の可能性は無限大に広がっている。

(取材・文 児玉幸洋)
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