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モウリーニョ、シュバイニー処遇をめぐりバイエルンに反論

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起用の可能性はほとんどないと再度強調 「問題やチャンスがあればアカデミーの若手を起用」

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督が、MFバスティアン・シュバインシュタイガーの処遇をめぐり、選手の古巣バイエルンに“反論”した。

 モウリーニョ監督のもとで構想外となったシュバインシュタイガーの処遇について、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは先日、「とても信じられない」と述べていた。

 だが、モウリーニョ監督は26日、次のように返している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「彼を戻すために走ってでもマンチェスターまで来るというバイエルンの人のコメントを記事で読んだが、そうはならなかった。ミスター・ルンメニゲが彼を戻すためにここにいないことに、私はかなり驚いているよ」

 シュバインシュタイガー本人は先日、欧州のほかのクラブに行くつもりがないことを強調したが、モウリーニョ監督は同選手に出場機会がないとの見解を繰り返している。

「そうなるのは非常に難しい。不可能とは言っていない。とても難しいと言っている。我々は(ポール・)ポグバ、(アンデル・)エレーラ、(モルガン・)シュネデラン、(マルアン・)フェライニ、そしてマイケル・キャリックについて完全に決断をした。2つのポジションに5選手だ。チャンスが訪れるのは非常に難しいことだろう」

「私には23人の選手がおり、基本的に誰も移籍する予定はない。私はどの選手の退団も望んでいないからだ。誰も加わらないし、23選手で十分すぎる。問題やチャンスがあっても、私にはアカデミーの若手が何人かいるんだ。彼らの成長を加速させられるならうれしい」

 シュバインシュタイガーの契約はあと2年残っているが、モウリーニョ監督はこう続けた。

「彼に答えることはできない。彼の人生だ。彼のキャリアだ。彼はマンチェスター・ユナイテッドと契約を結んでおり、残るという決断を下す権利がある。それは我々の問題ではない。サッカーは決断して成り立つものだ。私はキャリアを通じてずっとそうしてきた。私だけではない。誰もがそうしている。違うリアクションや決断をする選手たちもいる」

「バスティアンはあまり話していない。彼はこの間、ああいう表明をした。客観的かつ礼儀正しいやり方であり、そのようにするのは完全に自由だ。問題はまったくない」

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