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新戦力4人先発で「戸惑い」も…チームの成功を信じる香川「絶対にうまくいく」

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[8.27 ブンデスリーガ第1節 ドルトムント2-1マインツ]

 ブンデスリーガは27日、第1節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでマインツと対戦し、2-1で勝った。香川はトップ下でフル出場。「苦しかったけど、勝つことができたので、それだけが一番の収穫」と試合を振り返った。

 ドルトムントはDFマルク・バルトラ、MFセバスティアン・ローデ、MFアンドレ・シュールレ、MFウスマン・デンベレの新戦力4人が先発。2列目の3人は右からデンベレ、香川、シュールレと並び、左右を新加入選手に挟まれる格好となった。

「メンバーが代わって、選手の特徴も変わった。戸惑いもあるけど、絶対にうまくいくと信じているし、やれるクオリティーはあるので、忍耐強く、次はもっとよくなるようにやっていきたい」

 コンビネーションにはまだ課題はあるが、それだけチームとして改善される伸びしろもあるということ。香川自身、自分のパフォーマンスについては「自分が納得いくプレーではないけど、要所要所でしっかりプレーすることを意識した」と満足する出来ではなかった。

 それでも前半16分に左CKから香川がショートコーナーでつなぎ、シュールレのクロスにFWピエール・エメリク・オーバメヤンが頭で合わせ、先制点。後半43分にシュールレが獲得したPKもカウンターで香川が起点となって生まれたプレーだった。

「悲観的になる必要はない。しばらくはリーグ戦で厳しい戦いが続くと思う。勝つことによってチームの質をもっと上げていきたい。最初はこういうギリギリの戦いが続くと思うけど、勝ち切っていきたい」

 5シーズンぶりのリーグ制覇を目指し、苦しみながらも開幕戦を白星でスタートさせたドルトムント。打倒・バイエルンへ、まずは新戦力との融合を進めていく。

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