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18歳FWの快進撃続く…モウリーニョがラッシュフォードを称賛「特別な何かを与えてくれた」

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[8.27 プレミアリーグ第3節 ハル・シティ0-1マンチェスター・U]

 マンチェスター・ユナイテッドは27日、プレミアリーグ第3節を行い、FWマーカス・ラッシュフォードの決勝点でハル・シティに1-0で勝利した。ジョゼ・モウリーニョ監督も18歳ストライカーを称賛している。クラブ公式サイトが伝えている。

 ラッシュフォードの快進撃は継続中だ。今年2月25日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦ミッティラン戦で、FWアントニー・マルシャルの負傷により急遽スタメンでトップチームデビューを果たすと、いきなり2ゴールと活躍。続くプレミアリーグのアーセナル戦でも2ゴール1アシストを記録し、3月20日のマンチェスター・ダービーでは決勝点を挙げ、一躍注目を集めることになった。

 A代表にも初招集され、EURO2016のイングランド代表メンバーにも入ったラッシュフォードだったが、今季はFWズラタン・イブラヒモビッチの加入により、出場機会は激減すると思われていた。だが、この日途中出場で今季初出場を果たすと、相手に囲まれながらもコンパクトな振りで左足シュートを放つなど、存在感を発揮。すると、後半アディショナルタイム2分に左からカットインしたFWウェイン・ルーニーの折り返しを右足で押し込み、決勝点を挙げた。

 モウリーニョ監督の采配が成功した形となったが、「マーカスは、チームが苦しかった時間帯も、1点が必要だった時間帯もハードに取り組んでくれた。コミュニティーシールドで1-1となったときも、今日の0-0という展開でも、彼が特別な何かを与えてくれた」とラッシュフォードを称賛した。

 また、イブラヒモビッチとの共存についても言及。「今日の試合で、彼らが一緒にプレーできることは証明された。これから先発の機会もあるだろうが、私が思うに、マーカスはストライカーだ。彼とイブラを同時に起用すれば、対戦相手に厄介な問題を与えられる。イブラはボールを持ってのプレーを好むので、少し下がってプレーできるし、マーカスは動きが速く、最終ラインに攻める貪欲さを持っている」と今後の起用法について触れた。

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