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西川、GKコーチ変更も“一番大事なもの”は変わらない

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 GK陣が新たなスタートを切った。リカルド・ロペス前GKコーチが契約満了に伴い7月末で退任し、新たなGKコーチとしてバヒド・ハリルホジッチ監督と同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身のエンヴェル・ルグシッチ氏が招へいされた。GK西川周作にとってもGKコーチの変更には「驚いた」ようだが、「ただ経験のあるコーチだし、自分たちは新しいコーチの下、また新しいことを学べるチャンスだと思う」と前向きに捉えている。

 合宿初日はリカバリーに時間が費やされたものの、ルグシッチ新GKコーチの練習を「すごく要領を考えてくれているし、トレーニング自体も非常に面白い内容が組み込まれている」と振り返ると、「見た目は非常に優しそうで笑顔が素敵で、やるときはモードに入るというか、メリハリがしっかりしている」と印象を語った。

 しかし、GKコーチが代わろうとも、一番大事なものは変わらないと強調。「GKにとって一番大事なものは基礎だと思うので、確実なものをしっかりと確実にやっていきたい」と基礎の重要性を説いた。

 9月1日のホームUAE戦から、ついにロシアW杯アジア最終予選が始まる。「最終予選のことを何カ月も前から考えていた」と視線を鋭くさせると、「しっかりピッチに立ってチームに貢献したいという気持ちで来たので、何としてもチームに勝利をもたらしたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
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