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ハーフナー、同点弾も評価一変…“パネンカ”失敗に監督激怒「メッシやロナウドじゃないんだ」

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 同点弾を挙げたヒーローが一転、“戦犯”扱いされている。FWハーフナー・マイクの所属するADOデンハーグは28日にエールディビジ第4節でヘラクレスと対戦し、1-1で引き分けた。ハーフナーは前半28分に今季3点目を挙げたが、後半35分の勝ち越し機に得たPKを失敗。チームの連勝を3で止めるプレーになってしまったことで、指揮官の逆鱗に触れている。

 開幕から好調のハーフナーは、4試合連続の先発出場。1点ビハインドの前半28分には左足で3試合ぶりとなるゴールを奪い、反撃の口火を切った。そして後半35分、逆転の絶好機となるPKを獲得した。

 しかしチップキックで浮かせる“パネンカ”と呼ばれるシュートでゴールを狙うが、ボールは無情にも枠上に外れてしまう。GKのタイミングは完ぺきに外していたが、ハーフナーも頭を抱えてその場にしゃがみ込むしかなかった。勝ち越し機を逸したADOは、ドローで勝ち点1を挙げるにとどまった。

 PKが決まっていれば開幕4連勝が濃厚となっていただけに、元浦和指揮官で今季よりADOの指揮を執るゼリコ・ペトロビッチ監督も怒りを収められずにいる。

 試合後、『FOXスポーツ』に対して話した指揮官は、「失敗することはあるが、あのプレーはADOデンハーグに相応しくなかった。我々に(リオネル・)メッシや(クリスティアーノ・)ロナウドはいないんだ」と、“パネンカ”を選択したハーフナーを批判。ハーフナー自身も「自分に失望している」と話しているという。

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