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ベンゲル監督、新加入ジャカの特徴を元フランス代表MFで例える

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、今夏加入したスイス代表MFグラニト・ジャカが元フランス代表エマニュエル・プティ氏に似た選手だと話している。英『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 ジャカは今夏、ボルシアMGから3400万ポンド(約45億円)でアーセナルに完全移籍。開幕戦のリバプール戦(3-4)で後半22分に途中投入され、プレミアリーグデビューを飾ると、続く第2節のレスター・シティ戦(0-0)で初先発を果たした。第3節ワトフォード戦(3-1)では加入後初となる先発フル出場で、チームの今季初白星に貢献。新天地で上々のスタートを切っている。

 同紙によると、ベンゲル監督はジャカのプレーぶりを高く評価。また、彼のスタイルに関して、プティ氏に似たところがあると考えているようだ。

「(ジャカは)昨年12月の時点で獲得しようとしていた。彼には素晴らしいエンジンが備わっているし、長身でヘディングも上手い。試合のバランスを取ることができ、ショートパスやロングパスも正確だ」

「24歳という年齢ながら、ボルシアMGでキャプテンを務めていた。ボルシアMGは決して小さなクラブではない。つまり彼にはリーダーとしての素質が備わっているんだ」

「彼は自然とボールの後ろでプレーしている。サッカースタイルとしては、少しプティに似ているところがあるね。どっしりと構えて、良いロングボールを送る。センターバックの選手たちとも良い連携が取れている」

 プティ氏はかつてアーセナルなどでプレーし、自国開催の98年W杯ではフランス代表として優勝に貢献したMF。ベンゲル監督は高いパフォーマンスを見せるジャカに、かつての教え子でもある中盤の名手の姿を重ねているようだ。

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