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“厳しい状況”の小林悠「準備をしていない選手にチャンスは回ってこない」

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 所属クラブの川崎フロンターレで好調をキープするFW小林悠だが、現在の日本代表では「厳しい状況」と話すように、スタメンが約束されているわけではない。

 J1リーグでは第2ステージ第1節から7試合連続ゴールをマークするなど得点を量産。この活躍には日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督からも「得点の感覚はすごく良くなっている」と称賛されたようだ。しかし、一方で「まだまだフィジカル面は足りないから、練習からしっかりやるようにと言われました」と課題も指摘されている。

 日本代表では、小林が主戦場とする2列目のサイドにはFW本田圭佑、MF清武弘嗣らが顔をそろえており、出場機会をつかむのは容易ではなく、小林自身も「厳しい状況」と表現した。

 しかし、視線は前だけを向いている。「準備をしていない選手にチャンスは回ってこないので、どういう状況でも切らさずにやり続けたい」と、ピッチに送り込まれた際に自身の最大限を出せるように準備を進めている。

(取材・文 折戸岳彦)
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