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敵国国歌へのブーイングを拍手で鎮める…ブッフォンの行いに仏メディアが感謝

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[9.1 国際親善試合 イタリア1-3フランス]

 1日にイタリア・バーリでイタリア代表対フランス代表の一戦が行われたが、試合前のイタリアの守護神ジャンルイジ・ブッフォンがみせた行動が話題になっている。

 試合前の国歌斉唱。フランス国歌が流されたところで、イタリアの一部サポーターからブーイングが沸き起こった。だがここでブッフォンはすぐに拍手を始める。さらにイタリア代表のイレブンも拍手で続いたのだ。そしていつしかブーイングが聞こえなくなるほど、スタジアム全体は拍手に包まれていた。

 この出来事をフランスメディアが取り上げている。『ル・パリジャン』は「ジジ・ブッフォンがラ・マルセイエーズ(フランス国歌)を守った」と報じ、「フランス国歌に対しブーイングが起こるという驚きのあと、イタリアの偉大なキャプテンが問題を解決した」と称えた。

 また国際サッカー連盟(FIFA)会長で、イタリアとスイスの二重国籍を持つジャンニ・インファンティーノ氏も「ブーイングを黙らせたことをブッフォンに感謝した。いくつかの馬鹿げた行動のあと、ブッフォンは拍手を始め、チームも彼に続いた。そしてスタジアム全体が国歌を称賛していた。とても感銘を受けた」と38歳ベテランGKの行いに感謝した。

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