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[MOM1870]流通経済大柏DF星野直輝(1年)_1年生のリーダー、攻守に渡る活躍でプレーオフ切符もたらす

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.3 2016 Rookie League A group第9節 流通経済大柏高 1-0 桐光学園高 時之栖うさぎ島G]

 敗れれば、市立船橋高に逆転されてU-16全国大会出場に繋がるプレーオフ圏内から後退する可能性もあった流通経済大柏高。その一戦でキャプテンマークを巻いたCB星野直輝が攻守で勝利に貢献した。

 高い攻撃力を誇る桐光学園高をGK猪瀬康介やCB田中航太郎とともに封じて無失点勝利。特に相手の長身FW舟津亮佑を「ヘディング強いだろうと思っていたけれど、うまく対応できた」というように高さを発揮させず。また相手エースFW西牧蓮に危ない場面もつくられたが、90分間ゴールを守りぬいた。そして0-0の後半40分には「個人でも、チームでも必ず点取ってやろうという気持ちでいた」とCKから頭で決勝点。大興奮のチームメートたちとともにゴールを喜んだ。

 1年生チームのリーダーにとって、流経大柏で昨年主将を務めていたMF菅原俊平(現流通経済大)は目標とするキャプテンだ。「去年の先輩の菅原俊平さんといっぱいしゃべって、色々話してもらって『もっと元気出した方がいい』といか言ってもらえた。元気とかでチーム盛り上げていきたい。個人個人が結構(我の)強いチーム。今はキャプテンとしてできていない。満足しないであと2年あるのでチームをまとめていくことと、プレーでも示せるようにしていきたいです」と誓った。

 流経大柏の1年生ではCB関川郁万がU-16日本代表としてAFC U-16選手権に出場する。星野は、入学当初からAチームで先発を務める関川とはまだ一緒プレーしたことがないという。だが「郁万を(彼の得意な)ヘディングの部分でも上回れるように、ロングボールの部分は自分の武器としていますし、もっとレベルを上げて勝負していきたい」。同じCBのライバルを上回って、チャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)
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