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バルサ、下部組織の復権までに必要なのは2~4年 “韓国のメッシ”イ・スンウにも期待がかかる

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 下部組織ラ・マシアがトップチームで通用する選手を輩出しなくなって久しいバルセロナだが、クラブは2~4年の内に同組織の復権を目指すようだ。

 2013-14シーズンにはトップチームの17人がラ・マシア出身であったバルセロナだが、最近には外部からの選手獲得が目立ち、今季にラ・マシア出身は8人まで減少した。

 バルセロナの強化責任者ロベルト・フェルナンデス氏、スポーツディレクターのアルベルト・ソレール氏はこの理由について、Bチームがリーガ2部ではなく2部B(実質3部)に所属していることや、FIFAが18歳未満の外国人選手獲得を禁止し、それに伴い1年間補強禁止処分が科せられたことを理由に挙げた。

 しかし、R・フェルナンデス氏とソレール氏の見解によると、ラ・マシアは今後2~4年の内にトップチームでも通用する選手を2~3人輩出できるとのことだ。そしてスペイン『ムンド・デポルティボ』が、その2~3選手の候補となる選手を幾人か挙げている。

 同紙がまず挙げるのは、レンタルでグラナダに在籍しているMFセルジ・サンペール(21)。またBチームMFカルレス・アレーニャ(18)、カメルーン人MFウィルフリッド・カプトゥームフ(20)も期待が持て、フルミネンセから獲得したブラジル人DFマルロン・サントス(20)はルイス・エンリケ監督のお気に入りとのことだ。

 一方、“韓国のメッシ”と称されるFWイ・スンウ(18)も、大きな期待を集めているようだ。FIFAの処分の影響により、18歳となるまでラ・マシアから離れていた韓国人FWだが、『ムンド・デポルティボ』は同選手が“スペシャル”な存在であることを強調し、今季がその成長を決定付けるとも記している。

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