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起用に応える先制点! 原口、勝利に安堵も「もっともっと強くならなきゃいけない」

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[9.6 W杯アジア最終予選 日本2-0タイ バンコク]

 バヒド・ハリルホジッチ監督の起用に応えた。これまで代表ではボランチでも起用されていたFW原口元気だが、この日は本職の左サイドでプレー。すると、前半18分に右サイドからDF酒井宏樹が入れたクロスを体をへねりながらヘディングで捉え、ゴール左隅に流し込んだ。

 その後、攻めあぐねた日本だったが、後半30分にFW浅野拓磨に追加点を挙げ、2-0でアジア最終予選2戦目にして初白星を飾った。試合後のインタビューで原口は、「ホッとしています。ホームで負けてしまったので勝ち点3だけを求めてプレーしたのでホッとしてます」と安堵の表情をみせた。

「逆サイドからクロスが来るときは必ずセンターフォワードの後ろに入るように心掛けていたので、いいボールが来てよかったです。第一として裏を取ることが優先でした。僕の良さとしては開いたときに良さが出ると思ったので、今日は幅を取ってサイドからもいい攻撃ができたと思います」

 まずは1勝。初戦黒星のチームは“W杯出場確率0%”のデータはつきまとうが、最後まで諦めるわけにはいかない。次戦は1か月後の10月6日にホームにイラク代表を迎える。「もっともっと強くならなきゃいけない。僕たちはあと8試合勝たなきゃいけないので、チームに帰ってしっかりトレーニングして、1か月後いいゲームがしたいと思います」と気を引き締め、前を向いた。

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