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浦和MF武藤が2ケタ得点!! 「最終予選に呼ばれるようなプレーを」とA代表にも意欲

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[9.10 J1第2ステージ第11節 浦和2-0鳥栖 埼玉]

 浦和レッズMF武藤雄樹が今季10得点目となるゴールを記録した。「最低限の目標を達成できたのはホッとしている」と安堵の表情を浮かべたが、昨年の自身のゴール数(13得点)を超えるという目標を掲げており、ここで立ち止まる気はない。「攻撃に出た時に精度を高めればもう1点、2点いけた」と貪欲に語った。

「相手の背後は狙い続けている。いいタイミングで裏を取れた」。1-0で迎えた前半45分、「僕の動き出しに関根がうまく合わせてくれた」というMF関根貴大の絶妙なスルーパスに抜け出すと、GK林彰洋との1対1を落ち着いて制してダメ押し弾を突き刺した。

「トラップしてボールを流してるときにGKが来ているのは感じた。ファーに持っていけば入るんじゃないかなとイメージできて、そこを狙った」

 ゴールを積み上げた先には、目指すべき場所がある。昨年8月の東アジア杯以来、A代表の試合には出場していないものの、今年3月の候補合宿には参加。今月5日にアジアサッカー連盟(AFC)が公式サイト上で公表した、ロシアW杯アジア最終予選の予備登録メンバーリスト89人の中にも名を連ねていた。「(バヒド・ハリルホジッチ監督は)見てくれているとは思う。最終予選に呼ばれるようなプレーをしたい」と日本代表への意欲も隠さなかった。

(取材・文 佐藤亜希子)
●[J1]第2ステージ第11節 スコア速報

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