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原口、開幕2連勝に導く2アシスト!チームの今季全得点に絡む圧巻パフォーマンス

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[9.10 ブンデスリーガ第2節 インゴルシュタット0-2ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは10日、第2節2日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でインゴルシュタットと対戦し、原口の2アシストにより2-0で勝利した。左サイドハーフで先発した原口は2試合連続のフル出場。スルーパスとセンタリンクで2アシストを記録し、チームを開幕2連勝に導いた。

 ヘルタは前半8分、敵陣内で相手のパスミスを奪い、中央で原口がキープ。素早く前線に走り込んだFWベダド・イビセビッチにスルーパスを通し、GKと1対1になったイビセビッチは冷静に左足で流し込んだ。

 フライブルクとの開幕戦(2-1)でも先制点の起点になるなど2得点に絡み、ドイツ誌『キッカー』のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた原口だが、再び先制点をお膳立て。文句なしの今季初アシストを記録すると、その後も攻守に奮闘を続けた。

 日本代表の一員として1日のW杯アジア最終予選・UAE戦(1-2)に途中出場。6日の同タイ戦(2-0)では先発し、貴重な先制点をマークした。タイからドイツに移動しての中3日。過酷な日程による疲労はあったが、代表で結果を残したことで気力は充実していた。

 1点リードで迎えた後半41分、右サイドに開いていた原口がボールを受け、ワンツーなどの細かいパス交換で攻撃を組み立てると、自らは全速力で左サイドのスペースに走り込んだ。するとDFマービン・プラッテンハルトが味方からのパスをワンタッチで原口へ。一転して左サイドに開いた位置でボールを持った原口は右足に持ち直してゴール前にピンポイントクロス。これに途中出場のFWユリアン・シーバーが頭で合わせ、2-0と突き放した。

 これがダメ押しゴールとなり、2-0の完封勝利で開幕2連勝を飾ったヘルタ。この日2アシストの原口は前節を含め、チームの今季全4ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを披露し、開幕から好調をキープしている。

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