beacon

10人のマインツは3点差追いつかれる痛恨ドロー…武藤は出番なし

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.11 ブンデスリーガ第2節 マインツ4-4ホッフェンハイム]

 ブンデスリーガは11日、第2節3日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでホッフェンハイムと対戦し、4-4で引き分けた。ドルトムントとの開幕戦(1-2)で今季初ゴールを決めた武藤は2試合連続のベンチスタートとなり、今季初の出番なしに終わった。

 マインツは前半3分、左CKからこぼれ球をMFパブロ・デ・ブラシスがヘディングで押し込み、先制点。同23分にも右サイドを突破したMFレビン・エズトゥナリのマイナスのクロスをデ・ブラシスが右足で蹴り込んだ。

 序盤に2点リードを奪ったマインツは前半27分、ロングフィードに抜け出したFWジョン・コルドバがそのままゴール前に切れ込み、右足で追加点。3-0と突き放すと、同39分に1点を返されたが、同43分、エズトゥナリのゴールで4-1と再び3点差にリードを広げた。

 前半だけで大量4ゴールを奪い、一方的な展開になるかと思われたが、後半12分、マインツDFガエトン・ブスマンが後方からFWアンドレイ・クラマリッチを倒して一発退場となり、試合の流れが一変する。

 数的優位に立ったホッフェンハイムは後半26分、PA内左で鋭い切り返しを見せたクラマリッチのクロスを途中出場のFWマルク・ウートがヘディングで押し込み、2-4。その1分後の27分にもウートが強烈な左足ミドルをゴール右隅にねじ込み、3-4と追い上げた。

 連続ゴールで1点差に迫り、勢い付くホッフェンハイム。後半30分、MFセバスティアン・ルディの左足ミドルはクロスバーを直撃したが、同39分、右CKからこぼれ球をFWアダム・サライが押し込み、ついに4-4の同点に追いついた。

 試合はそのままタイムアップを迎え、10人になったとはいえ、マインツは3点差を追いつかれる痛恨ドロー。ホーム開幕戦を勝利で飾れず、開幕から1分1敗となった。一方のホッフェンハイムは驚異的な粘りで引き分けに持ち込み、2試合連続ドローとなった。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP