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「月から見てもファウルだった」「しっかりしてくれ!」チェルシーDFケーヒルは判定に激怒

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 チェルシーのDFガリー・ケーヒルが引き分けに終わったスウォンジー戦の失点シーンを振り返り、アンドレ・マリナー主審を強く批判した。英『ミラー』がコメントを伝えている。

 チェルシーはスウォンジーと2-2で引き分け、開幕4連勝はならなかった。ケーヒルの指摘する“疑惑”のシーンは1-1で迎えた後半17分、スウォンジーが逆転した場面だ。最終ラインでボールを保持したケーヒルは相手FWリロイ・フェルにボールを奪われ、これが失点につながった。

 フェルがケーヒルの足を蹴り上げたかのように、見えたが笛は鳴らず。得点は認められた。試合後、ケーヒルは「あれは明らかなファウルだった」と怒りの表情。

「イライラしているよ。本当にしっかりしてくれ!月から見ていたとしてもあきらかなファウルだ」と言い切り、「ファウルは明らかだったし、思い返すとまた怒りがこみ上げてくるよ」と繰り返した。

「ファンたちにとっては面白い試合だったかもしれない。だが選手目線からすれば話は別だ。あの判定が僕やチームを殺してしまった。勝ち点2を逃してしまったのは、このリーグにおいては致命的だよ」

「俺の顔を見ろよ! 信じられない。3人とも見ていたはずなのにと審判には言った。2つのファウルがあったんだとね。だが、あいつらは話し合ったあと、何も見ていなかったと宣言した。本当に信じられない」

 怒りが収まりやらぬケーヒルだったが、アントニオ・コンテ監督は至って冷静。クラブ公式サイトによると、指揮官は「逆転ゴールは主審の判定ミスだが、これはどちらのチームにも起こりうること。不満はないが、残念ではある」と話したという。

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