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[CL]清武のデビューは持ち越し…セビージャ、敵地で伊王者ユーベとスコアレスドロー

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セビージャは敵地でユベントスと引き分けて価値ある勝ち点1を獲得した

[9.14 欧州CLグループリーグ第1節 ユベントス 0-0 セビージャ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は14日、グループリーグ第1節2日目を行い、H組では日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャ(スペイン)がユベントス(イタリア)のホームに乗り込み、0-0で引き分けた。ベンチスタートとなった清武に出場機会は訪れず、CLデビューは次節以降に持ち越しとなった。

 前半8分にホームのユベントスが好機を生み出したが、FWパウロ・ディバラのパスを前線で受けたMFサミ・ケディラのシュートはゴール左に外れる。さらに同15分にはディバラのパスからPA内に進入したケディラがシュートまで持ち込んだものの、GKセルヒオ・リコの守備範囲に飛んでしまった。

 一方のセビージャは攻撃の形が作れずになかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続いたが、集中した守備で前半中盤以降はユベントスにチャンスらしいチャンスを作らせず。両チームともにスコアを動かせないまま、前半終了のホイッスルが吹かれた。

 0-0で後半を迎えると、後半14分にはユベントスが決定機を創出する。しかし、ディバラのパスから右サイドを駆け上がったDFダニエウ・アウベスのクロスをイグアインが合わせたヘディングシュートは、クロスバーを叩いて先制点を奪うには至らなかった。

 すると後半18分にセビージャベンチが動き、MFパブロ・サラビアに代えてMFホアキン・コレアを投入。シュートまで持ち込むシーンを作りながらも先制点を奪えないユベントスベンチも同23分に動き、MFミラレム・ピャニッチとDFアレックス・サンドロを同時投入してセビージャゴールをこじ開けようと試みる。

 その後はホームで白星を手にしたいユベントスが攻勢を掛けたものの、粘り強く対応するセビージャ守備を攻略し切れず。後半アディショナルタイムにはサンドロの枠を捉えたヘディングシュートがリコの好セーブに遭うなど、得点は生まれないまま0-0で試合終了を迎えた。

 27日に行われる第2節でセビージャはホームでリヨン(フランス)、ユベントスはアウェーでディナモ・ザクレブ(クロアチア)と対戦する。


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