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モウリーニョ「ELはユナイテッドにふさわしくない」と語るも、モチベーションは「既にみつけた」

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前日会見に臨んだマンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督

 マンチェスター・ユナイテッドは15日にヨーロッパリーグ(EL)でフェイエノールトと戦う。初戦を前に、ジョゼ・モウリーニョ監督が会見に臨んだ。語った内容を英『スカイスポーツ』が伝えている。

 指揮官はELがあることでプレミア制覇が難しくなると認め、「特に月曜日にも試合があるからね。ただそちらに比重を置きすぎるようなことはしない」と語った。実際にフェイエノールト戦ではFWウェイン・ルーニーら主力5名が招集外となっている。

「こういう考えが支持されないことはわかっている。リバプール、フェネルバフチェ、チェルシーと戦わなければならない週もあるしね。だが、その時はその時だ」

「私たちは月曜日(10月17日)にリバプールと戦い、木曜日(20日)にフェネルバフチェ、そして日曜日(23日)にチェルシーと戦う」

 過密日程による苦悩を口にしたモウリーニョ監督は「ELはマンチェスター・Uにふさわしい大会ではない」とキッパリ。

 とはいえ「私も選手たちも望んだタイトルではないのは確かだ」と言いつつも、「だが、私たちが戦わなければならないのはここだ。それが現実なんだよ。ならば、敬意をもって大会に挑まなければならない。そして優勝するんだ」とタイトル獲得へ意欲をみせた。

「優勝するのは難しい。だが、言ってみるだけならタダだ。そうやって私たちは大会に臨んでいくのさ。ELも私たちにとって大切な試合だ。私たちは、この大会に向けるモチベーションを見つけなければならない。私はもうすでに見つけたよ」

「私がやるべきことは、このモチベーションを選手たちに注入することだ。選手たちにとって、EL制覇が大きな夢でないことはわかっているからね。だが、CLにいないのであれば、今自分が参加している大会に集中するしかないんだ」

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