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“裏天王山”は福岡が制す…10連敗の湘南が最下位転落

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[9.17 J1第2ステージ第12節 湘南-福岡 BMWス]

 アビスパ福岡が敵地で湘南ベルマーレを2-0で下した。連敗を5で止め、9試合ぶりの勝利を挙げた福岡が、年間勝ち点を19に伸ばした。10連敗の湘南に並ぶと、得失点差で上回り、最下位を脱出した。

 福岡の先制点はあっという間に決まった。開始直後のプレー、キックオフからボールを繋いだ福岡は、右サイドの深い位置ででMF三門雄大がクロスボールを上げる。これがMF下田北斗のハンドを誘発。これで得たPKをFW金森健志が蹴ると、GKタンドウ・ベラピに手に当てられたが、ボールの勢いが勝り、先制点になった。

 さらに福岡は前半15分、左45度の位置でボールを持ったFW平井将生が右足を一閃。一直線に飛んだシュートがゴール右隅に突き刺さり、湘南を突き放す得点になった。

 湘南もチャンスは作った。しかし前半27分にFW高山薫がこぼれ球を押し込んだシュートは枠に飛ばない。後半に入っても決定機を作るが、後半24分のジネイのヘディングシュートも枠を捕らえない。同38分にもジネイがヘディングで狙ったが、ポストに嫌われてしまった。0-2で敗れた湘南はこれでリーグ10連敗。平塚時代の1999年に記録したクラブワースト記録の11連敗にあと1と迫ってしまった。


●[J1]第2ステージ第12節 スコア速報

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