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オランダ2戦目は“珍試合” 小林祐希も一部演出する

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先制ゴールのFWサム・ラーションに抱きつくMF小林祐希

[9.17 エールディビジ第6節 ローダ0-3ヘーレンフェーン]

 エールディビジは17日、第6節2日目を行い、MF小林祐希の所属するヘーレンフェーンは敵地でローダと対戦し、3-0で快勝した。デビュー戦となった前節に続いて2試合連続でスタメン起用された小林は、移籍後初のフル出場を果たし、チームの3連勝に貢献している。

 ヘーレンフェーンは前半8分に幸先よく先制に成功。FWサム・ラーションがPA後方左から鋭くカーブの掛かった直接FKをゴール左に突き刺し、均衡を破る。

 前半34分には小林が味方のパスに反応して抜け出すと、MFアブドゥル・アジャグンに後ろから引っ張られて転倒。アジャグンにはこの日2枚目のイエローカードが出され、小林が誘発する形で退場処分となった。

 さらに前半43分、DFクリスティアン・クムが決定機の阻止でイエローカード。それに対する抗議で立て続けに2枚目をもらってしまい、前半でホームチームが2人退場するという珍しい展開になった。

 後半のヘーレンフェーンは余裕を持った試合運び。数的優位を生かして効率よく攻め込むと、後半23分に相手のクリアミスがゴール前に詰めていたFWヘンク・フェールマンに当たって決まり、追加点を奪った。

 後半30分にヘーレンフェーンDFシェイ・フェイシーが2度目の警告で退場するが、直後の同31分にFWアーバー・ゼネリがカットインから右足のシュートを決め、3-0。両チーム合わせて3人が退場する荒れた試合は、アウェーのヘーレンフェーンが制した。

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