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千葉FWエウトンが止まらない 3戦連発で今季10点目「押し込んだのは自分だけど…」

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[9.18 J2第32節 千葉 1-1 山口 フクアリ]

 点取り屋の勢いが止まらない。リーグ戦2試合連続ゴール中のジェフユナイテッド千葉FWエウトンは、今季ここまで9ゴールを記録。そして、山口戦で今季10点目となる3試合連続ゴールを叩き込んだ。

 前半から積極的にゴールを狙っていた。前半13分には右サイドのDF北爪健吾から送られたクロスをヘディングで合わせたがGK村上昌謙に弾かれ、こぼれ球に自ら反応して放ったシュートはポストを叩いた。しかし、前半だけで5本のシュートを放つなど、ゴールへの強い意欲を示していた。

 そしてスコアレスのまま迎えた後半20分、背番号9が豪快にネットを揺らす。MF富澤清太郎のスルーパスから右サイドを駆け上がったMF長澤和輝がゴールラインぎりぎりのところから、マイナスのボールを送る。「和輝が信じて走ってくれて折り返してくれた。非常に良いボールだった」。ゴール前で待ち構えるエウトンは右足で合わせて先制点を突き刺した。

「うまくミートできたし、素晴らしいゴールだった。ただ、最後に押し込んだのは自分だけど、あれは間違いなくチーム全員の努力が実ったゴールでした」

 3試合連続となるゴールを陥れ、今季のゴール数を2ケタに乗せた。後半アディショナルタイムの失点で連勝が止まったことで「勝ち点2を失うという悔しい結果になった」と唇を噛みながらも、「ウチには非常に能力が高い選手がそろっているし、連係も日に日に高まっている。多くのチャンスを作り出していけると思うので、もっとゴールを奪っていきたい」とさらなる爆発を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J2]第32節 スコア速報

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