beacon

[MOM1879]昌平DF松本春人(1年)_決勝ヘッド!「小川諒也選手みたいに」攻撃力あるSBへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

決勝点を決めた昌平DF松本が笑顔でゴールを喜ぶ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.18 NB CHAMPIONSHIP U-16予選リーグ第3節 昌平高 1-0 静岡学園高 時之栖うさぎ島G]

 昌平高OBで関東1部リーグの順天堂大でプレーした内山秀輝コーチが「まだまだ集中が続かなくてミスが多くなる部分はありますけれど、身体能力があってキックも蹴れるし、よりDFの守り方が理解できていけばも良くなっていく選手だと思う」と期待する素材。右SB松本春人が貴重な決勝点を決めた。

 前半18分、MF木下海斗の右FKがニアサイドの選手の頭上を越えると、中央へ飛び込んだ松本が頭でプッシュ。「いいボールを蹴ってくれたので、押し込むだけだった」というシュートがゴールネットへ吸い込まれると、殊勲の背番号53は雄叫びを上げて喜ぶチームメートから次々と祝福を受けていた。

 元々はCBだが、身体能力の高さを活かした守備、そして「オーバーラップが行けると思う」という攻撃参加を買われて現在は右SBとしてプレーしている。この日、自ら挙げた1点による1-0勝利に貢献した松本は「流経柏にいた小川諒也選手(現FC東京)みたいに上がっていきたい」とより攻撃力高いSBへの進化を誓っていた。

 千葉県の野田市から埼玉の新鋭に進学。「昌平はスポーツも勉強もできるので。日本一を目指して頑張っていきたいです」。今夏、先輩たちが成し遂げた全国ベスト4を越える結果を目指して努力を続ける。 

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2016

TOP