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[MOM1882]尚志MF大峡龍冴(1年)_「何とかメンバーに入れた」ボランチがハードワークで輝く

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.18 NB CHAMPIONSHIP U-16 1位T1回戦 富山一高 0-1 尚志高 時之栖裾野G]

 富山一高との1点勝負を制した尚志高の梅津知巳コーチは「ハードワークしてくれたので助かった」とボランチのMF大峡龍冴をマン・オブ・ザ・マッチに推した。

「みんな上手くて、自分は何とかメンバーに入れたような感じなので、そのメンバーと一緒にやれて自分のプレーが出せればいい」と本人は控えめ。これまで1年生チームのルーキーリーグでは主に控えで、ケガ人が出た時などに「半分くらい出ていました」という。それでも今大会、前日にゴールを奪うなどやれる手応えも掴んでプレーしたボランチは、準々決勝でも相手との距離を詰めて深く入るディフェンスやセカンドボールの攻防のところで健闘し、勝利に大きく貢献した。

「相手との間合いで嫌な距離まで入って奪うことを意識していました。そのところはチームメートのボランチ2人(菅井泰祥とMF坂下健翔)が上手くて、その2人のようにとやってきました」と大峡。そのMFは自身も驚くような評価を得た。

「何でもできる選手を目指している。パスも、ドリブルも、シュートもできて、守備でもボール取れて、特に点に絡める選手になりたい」。点に絡むMFとして挙げた憧れの存在は、元スペイン代表MFグティ。「何とかメンバーに入れた」ところからアピールし、勝利にも貢献している茨城出身のMFは、今大会で得た自信を今後に繋げて同ポジションのライバルたちを上回る。
 
(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2016

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