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今季出場32分間で2ゴール!!マインツ武藤、出場試合連発にも「全然ダメ」

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後半36分、ダメ押しの3点目を決めたFW武藤嘉紀

[9.18 ブンデスリーガ第3節 アウクスブルク1-3マインツ]

 ブンデスリーガは18日、第3節3日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でアウクスブルクと対戦し、3-1で快勝した。3試合連続ベンチスタートの武藤は後半22分から途中出場。2-1の後半36分に今季2得点目となるダメ押しゴールを決めた。

 1点リードの後半22分からピッチに入った武藤だが、直後の28分に同点に追いつかれた。それでも、そのわずか2分後、マインツはDFダニエル・ブロシンスキの左クロスから武藤がファーサイドに逃げる動きでDFを引き付け、フリーになったFWユヌス・マリがヘディングで流し込んだ。

 2-1と再び勝ち越しに成功すると、後半36分には右サイドを駆け上がってきたMFレビン・エズトゥナリがグラウンダーのクロスを入れ、DFがカットしてゴール前にこぼれたボールを武藤が左足で押し込んだ。武藤は2試合ぶり今季2得点目。前節・ホッフェンハイム戦(4-4)は出場機会がなかったため、出場試合では2戦連発となった。

「相手に押されている中での出場だったけど、その中で2点に絡むことができたのは良かったと思う」。2度の右膝外側側副靭帯損傷で長期離脱を強いられ、ドルトムントとの今季開幕戦が2月6日のハノーファー戦以来となる復帰戦だった。そのドルトムント戦で途中出場から今季初ゴール。今季出場32分間で2ゴールと、故障明けの限られた出場時間で着実に結果を残している。

 しかし、武藤本人は「FWとしておさめるところはまだまだ質を上げないといけない。相手が前に前に来る中で、自分自身が前でキープして、時間をつくってあげないといけない」と満足していない。「おさまっていた? 全然ダメですね。相手ディフェンダーが強い中で、裏や足元でしっかりキープしないといけないし、相手が同点や逆転を狙いに来ているからこそ、そこでしっかりおさめないといけない」と貪欲に話していた。

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