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レアル、連勝は「16」でストップ…ビジャレアルとドローで“新記録”ならず

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ビジャレアルと引き分けたレアル・マドリーは昨季からの連勝がストップ

[9.21 リーガ・エスパニョーラ第5節 R・マドリー1-1ビジャレアル]

 リーガ・エスパニョーラ第5節2日目が21日に行われ、レアル・マドリービジャレアルをホームに迎え、1-1で引き分けた。昨季第27節レバンテ戦から続くレアルの連勝は「16」でストップし、リーガの連勝新記録を達成できなかった。

 開幕4連勝を飾った前節エスパニョール戦で昨季から続く連勝を「16」としてクラブの連勝記録を更新し、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いたバルセロナが10-11シーズンに達成したリーガの連勝記録に並んだレアルは、同試合を体調不良で欠場したFWクリスティアーノ・ロナウド、負傷で欠場したMFガレス・ベイルが復帰。序盤からレアルが主導権を握る展開となり、立て続けにCKの好機を得たものの先制点には結び付けられない。

 前半18分にはDFマルセロのクロスをファーサイドのベイルが折り返し、FWカリム・ベンゼマがヘッドで狙ったがGKセルヒオ・アセンホに弾き出される。押し込まれる時間帯が続いたビジャレアルは同28分、MFサムエル・カスティジェホのヒールパスを受けたMFデニス・チェリシェフがシュートまで持ち込んだが、GKキコ・カシージャに阻まれてしまった。

 その後もゴールに迫るレアルだが、前半30分に左サイド深い位置でボールを奪ったMFハメス・ロドリゲスのクロスから放ったC・ロナウドのヘディングシュートがアセンホにストップされるなど、ビジャレアルの体を張った守備を攻略し切れず。すると同45分、MFマヌ・トリゲロスのシュートに対してDFセルヒオ・ラモスがPA内でハンドを犯してしまいPKを献上。これをMFブルーノ・ソリアーノに沈められてビジャレアルに先制を許してしまった。

 先制を許す直前に負傷していたマルセロがDFダニエル・カルバハルとの交代を余儀なくされていたレアルは、1点のビハインドを背負ったまま後半を迎える。しかし後半開始直後の3分、J・ロドリゲスが蹴り出したCKをファーサイドのS・ラモスが打点の高いヘディングシュートで叩き込んで、スコアを1-1とした。

 同点に追い付いたレアルが攻勢を強めるが、守備に重心を置くビジャレアルに苦んで勝ち越しゴールをなかなか奪えず。すると後半27分にはベイルに代えてFWルーカス・バスケス、同32分にはベンゼマに代えてFWアルバロ・モラタがピッチに送り込まれた。その後もレアルが押し込む展開となるが同30分のクロースのミドル、同38分のモラタのヘディングシュート、同44分にC・ロナウドがPA内から放ったシュートがアセンホに阻まれるなど最後まで勝ち越しゴールは生まれず、試合は1-1の引き分けに終わった。


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