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終了間際のOGで逆転勝ち、鹿島が岡山を下し3大会ぶり16強

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[9.22 天皇杯3回戦 鹿島2-1岡山 カシマ]

 天皇杯は22日、各地で3回戦を行い、鹿島アントラーズはJ2のファジアーノ岡山に2-1で逆転勝ちした。鹿島は3大会ぶりの4回戦進出。岡山はクラブ史上初の16強入りはならなかった。

 岡山は前半12分、鹿島から期限付き移籍中のFW豊川雄太が相手陣内でDFブエノからボールを奪ってPA内に進入。ブエノと交錯して転倒したが、主審の笛は鳴らなかった。それでも同22分、自陣からのロングボールにFW藤本佳希が反応。うまくブエノと体を入れ替えてゴール前に持ち込み、左足でゴールネットを揺らした。

 1点を追う鹿島は後半開始からFW赤崎秀平に代えてMF鈴木優磨を投入。すると後半15分、カウンターからMF永木亮太が右足ミドルを叩き込み、1-1の同点に追いついた。同18分、MF小笠原満男に代わってMF杉本太郎がピッチに入ると、岡山も同26分、FW三村真に代えてMF矢島慎也を送り込む。互いに交代カードを切り、2点目を狙った。

 徐々に鹿島が流れを引き寄せるが、フィニッシュの精度を欠く。後半33分、MF土居聖真の左クロスをFW金崎夢生がワンタッチで落とし、杉本が右足でシュートを打ったが、ゴール左へ。しかし、このまま延長戦突入かと思われた後半43分、右サイドから鈴木が中央に入れたボールをMF柴崎岳がワンタッチでクロス。これをクリアしようとしたMF田中奏一のダイビングヘッドが自陣ゴールに吸い込まれた。まざかのオウンゴールが決勝点。鹿島が2-1の逆転勝利を飾った。

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