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小林悠が語るDFとの駆け引き、裏を取るための“極意”…選手実演の特別動画が公開中

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キヤノンとスカパー!のコラボ企画「Canon Football Focus」にFW小林悠が登場

 Jリーグトップパートナーであるキヤノン株式会社とスカパー!のコラボ企画「Canon Football Focus」がキヤノンの公式ホームページで公開されている。

「Canon Football Focus」では、キヤノンの精巧なカメラを駆使し、試合では伝わり切らないトップ選手の技術にフォーカス。実際の試合の映像に実演、解説を織り交ぜたレッスン映像となっている。

 その第8弾として、川崎フロンターレのFW小林悠が登場。今季ここまでリーグ戦通算14ゴールと、シーズン自己記録を更新中の日本代表FWが、持ち味の「動き出し」について実演をまじえて解説している。

 DFラインの背後を突き、そこに味方からパスが出てくれば、得点に直結する決定機を迎えることができる。小林は「(自分の)マークに付く選手によってタイプが違う。足元にガツガツ来るディフェンダーもいれば、裏を警戒して深く守る選手もいる。そこは常に考えて駆け引きをしている」と、DFのタイプによってプレーを変える必要があるとしたうえで、「駆け引き」の“極意”を語る。

「(相手の)視線と身体の向きを見ている。自分が足元に受けにいくふりをすると、相手は“背後はないな”と思って、ボールホルダーのほうに目が行くし、身体もちょっとボールホルダーのほうを向く。その一瞬の隙で背後を突くというか、そのタイミングで自分が先に動き出せば、そこで1歩、2歩の差ができている」

 その時点で「勝負あり」という小林。とはいえ、自分が動き出してもパスが出てこなければ意味はない。そういうときは「練習中からパサーに『今、(裏を)取れていたから(パスを)出してほしい』と言うようにしている」と、しっかりと要求することで連係を高め、試合の中で自分の武器が生かしやすい環境をつくっている。

「大きなケガをして、足元の技術が落ちたというか、そのときに“動き出しならボールを使わなくてもいい”と思った。何か一つ、だれにも負けないものを身に付けられれば、きっとプロでもやっていけると思うので、楽しみながらそういうモノを見つけていってほしいと思う」

「Canon Football Focus」では、このほかにもFW大久保嘉人(川崎F)が「決定力」、MF家長昭博(大宮)が「スペースの使い方」について解説するなど、現役Jリーガーがその技術に込められた思いや、身に付けるための練習法をプレー映像とともに伝授している。プロ選手が語る“上達へのカギ”を参考に、自分のプレーに磨きをかけてほしい。

▼「Canon Football Focus」の動画はキヤノンの公式ホームページから

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