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188回目のビッグロンドン・ダービーはアーセナルがチェルシーを3発一蹴! リーグ4連勝

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アーセナルが伝統のダービーでチェルシーを一蹴

[9.24 プレミアリーグ第6節 アーセナル3-0チェルシー]

 プレミアリーグは24日、第6節を行った。エミレーツ・スタジアムではアーセナルチェルシーによる“ビッグロンドン・ダービー”が開催され、3-0でアーセナルが勝利した。

 前節ハル・シティ(4-1)に快勝、ミッドウィークのEFL杯でもノッティンガム・フォレストを下し、公式戦6試合負けなし(4勝2分)と好調のアーセナルは、28日にチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節バーゼル戦を控えているが、FWアレクシス・サンチェスやMFメスト・エジルら現状のベストメンバーで臨んだ。

 対するチェルシーは、前節リバプール戦を1-2で落としたが、20日のEFL杯でレスター・シティに延長戦の末に勝利し、ダービーを迎えた。そのレスター戦から先発6人を変更し、MFエンゴロ・カンテやFWジエゴ・コスタらが復帰し、MFセスク・ファブレガスが今季リーグ戦初先発となった。

 公式戦188回目のビッグロンドン・ダービーは、前半4分にMFサンティ・カソルラが左足シュートを放つなど積極的な入りを見せたアーセナルがその勢いのまま先制点を奪う。前半11分、DFガリー・ケーヒルのGKへのバックパスをサンチェスが奪い、そのまま独走。飛び出したGKティボー・クルトワをあざ笑うかのうような右足ループを決め、スコアを1-0と動かした。

 アーセナルの攻撃は止まらない。前半14分、FWアレックス・イウォビがPA右に出したパスをDFエクトル・ベジェリンがダイレクトで中央に折り返し、FWセオ・ウォルコットが右足で合わせ、2-0とする。しかし、前半32分にアーセナルにアクシデント発生。足を痛めたMFフランシス・コクランが自ら交代を要求し、MFグラニト・ジャカがピッチに入った。

 交代カードを前半のうちに1枚使ったアーセナルだが、前半終盤にさらに加点する。前半40分、自陣のPA内からカウンターが発動。エジルがドリブルでボールを運び、2対2の場面を作ると、サンチェスがPA右から上げたクロスをエジルが左足ダイレクトボレーを叩き込み、3-0とリードを広げた。

 前半は枠内シュートがゼロで、攻守ともに低調な内容だったチェルシーは、後半10分にセスクを下げて、MFマルコス・アロンソを投入し、3-4-3の布陣に変更した。同15分には、右サイドからDFセサル・アスピリクエタが上げたクロスをD・コスタがヘディングシュートも枠をとらえきれず。同39分には、DFダビド・ルイスのロングスルーパスからFWミシー・バチュアイが抜け出すも右足シュートはGKペトル・ツェフに止められ、決定機をいかせなかった。

 アーセナルは後半に得点は奪えなかったが、3バックとウイングバックの間のスペースをウォルコットが突くなど、チェルシーゴールを脅かし続けた。試合はそのまま3-0で終了。アーセナルがリーグ戦4連勝とした。一方、チェルシーは今季初の連敗となった。

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