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日本代表主力が苦境…香川、岡崎、長友、本田、長谷部、清武、麻也らが出番なし

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本田圭佑は6試合中2試合の途中出場にとどまっており、出場時間はわずか19分間だ

 欧州でプレーする日本代表メンバーが苦境に立たされている。23日から25日にかけて行われた欧州主要リーグ戦で、多くの主力が出番なしという結果に終わっている。

 9月にW杯最終予選を戦った日本代表に選ばれていた欧州クラブ所属メンバーの週末の出場結果は以下の通り。

▽DF
酒井宏樹(マルセイユ) ◎90
酒井高徳(ハンブルガーSV) ◎90
※長友佑都(インテル) SUB(5試合連続)
太田宏介(フィテッセ) SUB(3試合ぶり)
吉田麻也(サウサンプトン) SUB(5試合連続)

▽MF
長谷部誠(フランクフルト) SUB(2試合連続)
香川真司(ドルトムント) SUB(2試合連続)
清武弘嗣(セビージャ) SUB(2試合連続)

▽FW
本田圭佑(ミラン) SUB(2試合ぶり)
宇佐美貴史(アウクスブルク) B外(2試合連続)
原口元気(ヘルタ・ベルリン) ◎90
岡崎慎司(レスター・シティ) SUB(2試合連続)
武藤嘉紀(マインツ) SUB(4試合ぶり)
浅野拓磨(シュツットガルト) ▽74

◎はフル出場、▽は先発途中交代(横の数字は出場時間)、SUBは控え、B外はベンチ外
※長友は負傷のため9月の代表招集を辞退している

 日本代表はW杯アジア最終予選を1勝1敗で船出した。しかし9月6日のタイ戦では、MF本田圭佑が空振りで決定機を逸する場面が見られた。試合後に本田は「なんでなんかな」と首をかしげていたが、試合勘不足も一因と考えられる。

 そして本田のみならず、多くの主力がリーグの戦いをベンチで終えることになっている。ただ一方で前回は招集外だったケルンのFW大迫勇也が2試合連続ゴールを決めるなど、結果を残している選手がいることはわずかな救いだ。

 10月にW杯アジア最終予選を戦う日本代表メンバーは29日に発表される。週明けには多くの選手が欧州カップ戦を控えるため、こちらに出場機会が巡ってくる可能性はあるが、バヒド・ハリルホジッチ監督にとっては、頭を悩ます状況が続いている。

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