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ブレイク前の消したくても消せない汚点…バーディ「知らなかっただけなんだ」

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FWジェイミー・バーディが昨年夏の人種差別発言について語る

 レスター・シティのFWジェイミー・バーディが昨年夏に問題となった自身の人種差別発言について振り返っている。英『ミラー』が伝えた。

 昨季はエースとしてレスターのプレミアリーグ優勝に貢献し、大ブレイクを果たしたバーディだが、シーズン開幕前の昨年7月、レスター市内のカジノでアジア系の客に対し、日本人への差別用語である「ジャップ」を連発。その様子がカメラに撮られており、世界中に映像が出回る事態となってしまった。

 バーディは発覚後にクラブを通して謝罪コメントを発表したが、あの件を許さない人も多いだろうと今でも後悔しているようだ。英『サン』で連載されていた自伝では以下のように語っている。

「『差別主義者』という言葉がいつまでも自分につきまとっている。犯罪歴があるよりもつらい」

「確かに自分は酒を飲むのが好きだし、遊び好きだ。ウザったい振る舞いをしてしまうこともある。だけど、自分が差別主義者になることは、これまでも、そしてこの先も絶対にない」

「あのときはイライラしていた。そして酒を飲みすぎていた。だけど、もし『ジャップ』が人種差別用語だと知っていたら、絶対にそんな言葉は使わなかった」

 バーディは人種差別用語だと知らずに発言してしまったと弁明。しかしどんなに後悔しても、プロの選手としてずっと背負っていかなければならない過ちだと自分自身が一番理解しているはずだ。

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