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セビージャ指揮官、リヨン相手に「ごくわずかなミスも許されない」

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リヨン戦への意気込みを語るホルヘ・サンパオリ監督

 MF清武弘嗣が所属するセビージャ(スペイン)は27日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節でリヨン(フランス)をホームに迎え撃つ。チームを率いるホルヘ・サンパオリ監督のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えた。

 セビージャは14日の第1節でユベントス(イタリア)と敵地で対戦し、0-0のドロー。そこから過密日程が続くと、24日のリーガ・エスパニョーラ第6節ビルバオ戦では1-3で敗れ、今季のリーガ初黒星を喫した。

 しかし、サンパオリ監督は敗戦にも前向きな姿勢を示している。「先週末の試合には敗れたが、3日おきに試合がある日程なので、すぐに名誉挽回のチャンスがやってくる」と欧州CLのリヨン戦での巻き返しを誓った。

「リヨン戦では特に攻撃面で、効率良く、辛抱強いプレーを心がけなければならない」と試合のポイントを挙げたサンパオリ監督は、続けて「我々は、ピッチのもっと高いポジションでプレーし、アタッキングサードで創造性を発揮する必要がある。そもそもボール保持率を上げる意味とは、優位性を生かして勝利をつかむためだからね」と持論を展開した。

 もちろん、理想のスタイルを押し出しすぎて相手の術中にハマるつもりもない。「あまりにダイレクトなプレーが続くと、相手チームの巧みな守備によってボールを奪われ、スピーディーなカウンター攻撃を仕掛けられてしまう。我々にはごくわずかなミスも許されない」。サンパオリ監督は選手にも言い聞かせるように語った。

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