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過去とは違う?モウリーニョがマタに言及、「自分に合っている場所を見つけた」

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試合中にジョェ・モウリーニョ監督の指示を聞くフアン・マタ(右)

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督が移籍も噂されるMFフアン・マタについて言及した。『ESPN』がコメントを伝えている。

 マタはチェルシーに所属していた2013年度にはPFA年間最優秀選手賞候補にノミネートされるほどの活躍をみせていたが、2013-14シーズンにモウリーニョ監督が就任すると先発から外れることが増え、最終的にはユナイテッドへ移籍した。

 そして、今夏にモウリーニョ氏がユナイテッドの新監督に就任。かねてから“不仲”がささやかれていることもあり、予期せぬ“再会”にマタは退団を希望しているとも報じられてきた。

 しかし、モウリーニョ監督は過去と現在では置かれている状況が違うと説明する。「私たちがタイトルをとった2014-2015のシーズンのチェルシーは、もっと守備的なブロックを引いていた。そういう戦術に向いている選手もいれば、別のやり方があっている選手もいる。私たちはあの頃のチェルシーとは違う戦術をとっている」。

 具体的にマタの名前を挙げると、「マタはクオリティもあるし、とても適応力のある選手だ。彼はここで、自分に合っている場所を見つけた。チェルシーのときのマタと、マンチェスター・Uでのマタは、私のプロジェクトのなかでは別だ」と説明。

 「移籍したいという選手がいる場合、もう1度よく考え直してみてほしい」と言い、改めて「チェルシーというチームと、マンチェスター・Uというチームは違う。そして私が今やろうとしていることはあの時とまったく違うんだ」と力説した。

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