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勝ち点1を受け入れるサバレタ「この段階の試合で簡単なものはない」

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ドローという結果を前向きにとらえるDFパブロ・サバレタ

 マンチェスター・シティ(イングランド)は28日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節でアウェーのセルティック(スコットランド)戦に臨み、3-3の引き分けに終わった。キャプテンを務めたDFパブロ・サバレタのコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 第2節を敵地で迎えたシティはセルティックに3度のリードを許したが、その度に追いつき、3-3のドローに持ち込んだ。サバレタは気をつけなければいけない時間帯での失点を悔やみつつも、勝ち点1の獲得を前向きにとらえた。

「3回にわたって追いつくことは、チームの個性を発揮できたということだ。最終的に得点できなかったことは、ついてなかったと言えるだろう。明らかなチャンスを何度か作り、後半は試合をコントロールしていた。全ての失点が試合で鍵となる時間帯だった。特に後半立ち上がりの場面だね。でも同点に追いついたことが重要だった」

 バルセロナとの初戦を0-7で落としたセルティックだったが、本拠地セルティック・パークでは別のチームのように躍動した。サバレタも満員の観客がセルティックの選手たちを後押したと相手サポーターを賞賛している。

「試合に来る前に、ここは結果を出すのが難しい場所だと話していた。とても大きな歴史があり、セルティックのホームでの戦いはアウェーに比べると全く違う。素晴らしい雰囲気で、ファンにとっても見ごたえのある試合だったと思うよ」

 セルティック戦を引き分けで終えたシティは公式戦の連勝が10で止まり、グループCでバルセロナと勝ち点2差の2位となった。「僕らは、常に勝利するために戦っている。もちろん、決勝トーナメントに進出するための一歩として、今日の試合も勝利すべきだった。でもこの段階の試合で、簡単なものなんてないんだ。自分たちが欲していた結果ではなかったが、勝利できないとき、負けないことが重要なんだ」。サバレタは改めて欧州CLの難しさを語り、最低限の勝ち点1獲得という結果を受け入れた。

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