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[EL]シャルケ、リーグ開幕5連敗もELは2連勝!南野途中出場のザルツは2連敗

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ELで2連勝を飾ったシャルケ

[9.29 ELグループリーグ第2節 シャルケ3-1ザルツブルク]

 ヨーロッパリーグ(EL)は29日、グループリーグ第2節を行い、DF内田篤人が所属するシャルケ(ドイツ)はホームにFW南野拓実の所属するザルツブルク(オーストリア)を迎え、3-1で勝利した。内田は欠場。南野は後半20分から途中出場した。

 シャルケは前半15分、左サイドでパスを受けたDFセアト・コラジナクがグラウンダーのクロスを送ると、後方から走り込んだMFレオン・ゴレツカが左足でシュート。一度はGKにブロックされたが、弾かれたボールを自らヘディングで押し込み、幸先良く先制に成功した。

 その後もシャルケのペースが続く中、前半23分にザルツブルクのMFジョナタン・ソリアーノが左額を負傷し、流血。シャルケDFマティヤ・ナスタシッチの膝が額に当たり、一度ピッチの外に出て治療を受けたが、前半26分には試合に戻った。

 1点リードで折り返した後半立ち上がり早々、シャルケに珍しい形で追加点が生まれる。後半2分、右後方からDFベネディクト・ヘーベデスがアーリークロスを送ると、身体をよけて見送ろうとした相手DFドゥイェ・チャレタ・ツァルに当たってコースが変わる痛恨のミス。GKの逆を突く形でそのままゴールネットに吸い込まれ、オウンゴールでリードは2点差に広がった。さらに後半13分には右CKからDFナウド、FWブレール・エンボロのヘディングシュートが連続でクロスバーを直撃。最後はゴール前のヘーべデスが倒れ込みながら右足ボレーで押し込み、3-0に突き放した。

 ザルツブルクは後半20分から南野が途中交代で左サイドに入った。後半27分、DFシュテファン・ライナーが右クロスを送ると、ニアで南野をマークしていた相手DFのクリアがファーサイドに流れたところをソリアーノがグラウンダーのシュートで流し込み、1点を返した。試合はそのまま1-3で終了し、ザルツブルクは開幕2連敗。シャルケはブンデスリーガでは開幕5連敗と苦しんでいるが、ELは開幕から2連勝とした。

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