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[EL]“神様”イブラが公式戦5戦ぶりゴール! ルーニー決勝アシストのマンUが今大会初白星

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FWズラタン・イブラヒモビッチの決勝点でマンチェスター・ユナイテッドが勝利

[9.29 ELグループリーグ第2節 マンチェスター・U 1-0 ゾリャ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は29日、グループリーグ第2節を行った。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はホームでゾリャ(ウクライナ)と対戦し、1-0で勝利した。なお、第3節は10月20日に行われ、ユナイテッドはホームでフェネルバフチェ(トルコ)と対戦する。

 15日の第1節フェイエノールト(オランダ)戦では、1-0とまさかの黒星スタートとなったユナイテッド。「もし勝てなければ、残り4試合すべてに勝たないといけなくなる。それは大変なことだ。今回の試合に勝つのは非常に重要なこと」とジョゼ・モウリーニョ監督が前日会見で語ったように、この試合ではFWズラタン・イブラヒモビッチやMFポール・ポグバら主力を多く起用。DFティモシー・フォス・メンサーやGKセルヒオ・ロメロらも先発した一方、FWウェイン・ルーニーはベンチスタートとなった。

 立ち上がりに立て続けにゾリャのシュートを浴びたユナイテッドだが、主導権を握り、徐々に相手ゴールに迫る。前半20分、MFフアン・マタの左CKからポグバの頭には合わなかったが、PA右にこぼれたボールをFWマーカス・ラッシュフォードが思い切って右足を振り抜く。フリーで放ったシュートは枠を捉えたが、クロスバーを直撃。先制点とはならなかったが、ボランチのMFマルアン・フェライニとポグバも積極的にゴール前に顔を出すなど、厚みのある攻撃を展開した。

 ユナイテッドは前半39分、高い位置でボールを奪い、右サイドのポグバがアーリークロスを送る。後ろからの難しいボールをマタがヘッドで合わせるも枠を捉えきれず。同41分には、フェライニが高さとフィジカルの強さをいかして、左CKからジャンプせずに頭で合わせたが、地面に叩きつけたシュートは枠上。ボール支配率70%越えもスコアレスで前半を終えた。

 なかなか枠内シュートを打つことができないユナイテッド。後半22分にはPA内からゾリャのMFパウリーニョの右足シュートを浴びたが、GKロメロが横っ飛びセーブ。失点を免れると、MFジェシー・リンガードを下げてルーニーを投入した直後に均衡が破れる。同24分、スルーパスでPA右へ抜け出したフォス・メンサーがマイナスに折り返すと、ルーニーが右足で合わせる。ミートはしなかったが、イブラヒモビッチが相手を抑えてヘッドでコースを変え、ユナイテッドがスコアを動かした。

 後半29分、ユナイテッドはマタとフォス・メンサーを下げ、FWアントニー・マルシャルとMFアシュリー・ヤングを投入。その後、追加点は生まれなかったものの、イブラヒモビッチの公式戦5試合ぶりのゴールを守り抜き、ユナイテッドが1-0で勝利。今大会初白星を飾った。


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