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シャルケに“格の違い”を感じた南野「こういうレベルでプレーしたい」

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シャルケ戦に後半20分から途中出場したFW南野拓実

[9.29 ELグループリーグ第2節 シャルケ3-1ザルツブルク]

 ヨーロッパリーグ(EL)は29日、グループリーグ第2節を行い、FW南野拓実の所属するザルツブルク(オーストリア)は敵地でシャルケ(ドイツ)と対戦し、1-3で敗れた。南野は0-3の後半20分から途中出場。「0-0か、0-1ぐらいで出してもらえたらよかったけど……。もっと早く出るかなと思っていたけど、仕方ないですね」と悔しさをにじませた。

 相手はブンデスリーガで開幕5連敗中のシャルケ。「そういうことは考えずに、あまり先入観を持たずに試合に入ろうという感じだった」と、あくまで挑戦者の気持ちで臨んだが、結果的には「(相手の)メンバーも予想していたのとは半分くらい変わっていて、そういうフレッシュな選手にやられてしまった」というのが率直な感想だった。

「組み立てのところは形になっていても、最後のシュートが少なかった。そこまでつなげていないところは問題だと思うし、最後のところまで高い質でできていたかと言われると、それはできていなかったと思う」

 いくら調子が悪いとはいえ、ドイツの名門クラブでもあるシャルケは簡単な相手ではなかった。「国内でやっていたらもっとチャンスはあるし、そういうのと比べると、一つ格が上がった相手にはこんなもんなのかなと」と、普段のリーグ戦で対戦しているチームとは格の違いも感じていた。

 4万8372人の観客が入ったフェルティンス・アレーナでのプレーについて「いい雰囲気だったし、観客の声援も国内のレベルとは全然違った」と語った南野。「そういう意味では試合をやっていて、こういうレベルでプレーしたいなとは思った」と、ドイツサッカーの熱さにも刺激を受けた様子だった。

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