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仙台、6戦ぶり勝利でJ1残留決定!ハモン・ロペスがクラブ史上J1初ハット

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[10.1 J1第2ステージ第14節 鳥栖2-3仙台 ベアスタ]

 ベガルタ仙台が3試合を残してJ1残留を決めた。アウェーでサガン鳥栖に3-2で競り勝ち、8月13日の柏戦(4-2)以来、6試合ぶりの白星。FWハモン・ロペスが3ゴールの活躍を見せ、仙台の選手がJ1でハットトリックを記録するのはクラブ史上初となった。

 引き分け以上でJ1残留が決まる仙台は立ち上がりから積極的な入りを見せた。前半23分、DF藤村慶太の左クロスをMF梁勇基がワンタッチで落とし、MF奥埜博亮がシュート。これはGKに抑えられたが、同26分、高い位置でFW西村拓真がボールを奪うと、MF富田晋伍のスルーパスにハモン・ロペスが反応。ドリブルでPA内に切れ込み、左足で先制点を奪った。

 1点リードで折り返した後半も仙台ペースで試合は進む。後半6分、奥埜の浮き球のロングパスに合わせた西村のヘディングシュートはGK林彰洋の好セーブに阻まれたが、同10分、素早いリスタートから藤村が左クロス。これを逆サイドのハモン・ロペスがヘディングで流し込み、2-0とリードを広げた。

 劣勢の鳥栖も後半18分、右サイドからDFキム・ミンヒョクがアーリークロスを放り込み、FW豊田陽平がヘディングシュート。エースの4試合ぶり今季12得点目で1点を返すと、同27分には鳥栖U-18所属の2種登録選手であるMF石川啓人を投入した。来季、トップチーム昇格が内定している18歳はこれがJデビュー戦。直後の28分にミドルシュートを狙うなど積極的にプレーした。

 流れが鳥栖に傾き始めた後半30分、仙台はカウンターからハモン・ロペスにボールが渡ると、右サイドから中に切れ込み、左足を一閃。ハットトリック達成となる追加点で再び2点差に突き放した。粘る鳥栖も同35分、DF吉田豊の左クロスをMF高橋義希がヘディングで流し込み、再度、2-3と追い上げたが、反撃もここまで。逃げ切った仙台が6試合ぶりの勝利を挙げ、J1残留を確定させた。

●[J1]第2ステージ第14節 スコア速報

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