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ドルトムントのトゥヘル、波に乗れないレバークーゼンを警戒…好調カストロを代表に呼ばない判断には失望

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ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督とMFゴンサロ・カストロ

 ドルトムントトーマス・トゥヘル監督が週末に行われるレバークーゼン戦に向けて、記者会見に出席した。

 ドルトムントは現在、リーグ戦では3連勝中で、27日に行われたレアル・マドリー戦でも追いついて引き分けに持ち込んでいる。一方のレバークーゼンはなかなか波に乗り切れず、10位と沈んでいるが、トゥヘルに警戒を怠る様子はない。

「(レバークーゼンは)相手陣内で非常に多くのボールを奪うチーム。たくさん走り、インテンシティーが高いプレーを見せ、多くのポジションにおいてものすごいスピードを持つ選手がいる。またチームとして攻撃的な、ゴールへの最短の道を突き進むスタイルだ。ロジャー・シュミット(監督)のトレードマークだね」

「現在の順位が示しているより良いチームだ。(週2試合のペースが続いた)激しい時期が終わるが、そこでこの仕事が待っている。だが我々は準備ができており、フィジカルやメンタルの面において、対応できることが求められる」

 また、週明けには全体練習に参加していたDFマルク・バルトラだが、その後は欠席し、まだ復帰できないようだ。さらにミッドウィークのレアル戦で戦列復帰を果たし、貴重な同点弾を挙げたFWアンドレ・シュールレはその試合で負傷が再発したと報じられている。トゥヘル監督はそれぞれの負傷の程度には具体的には触れず、以下のように語った。

「マルク・バルトラ、アンドレ・シュールレは欠場する。アドリアン・ラモスもレバークーゼン戦ではプレーできないだろう。長期離脱の選手たちではマルコ・ロイススベン・ベンダーより回復が進んでおり、マルコはボールを使わない練習だが、すでに開始しているよ」

 一方で、30日に発表されたドイツ代表招集メンバーの22人だが、ドルトムントで好調を維持するMFゴンサロ・カストロの名前がなかった。ドイツ国内では、代表としてのプレーが9年前にさかのぼる同選手の招集を求める声が挙がっているが、またもヨアヒム・レーブ監督から声がかからず。トゥヘル監督はこうコメントしている。

「私は彼が招集されることを100%確信していた。彼はかなり前から高いレベルで非常に優れたプレーを見せ続けている。だから今回は含められると信じていた。そのことを聞いて非常に失望したよ」

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