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ハリルも心配、練習中接触の長友は病院で検査へ…出場停止の酒井宏は豪州戦帯同せず

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トレーニング中に接触したDF長友佑都を心配そうに見守るバヒド・ハリルホジッチ監督

 前日の6日にW杯アジア最終予選イラク戦で2-1の勝利を収めた日本代表は7日、埼玉県内でトレーニングを行った。試合中に左足首をひねったFW岡崎慎司(レスター・シティ)は大事をとって別メニューでの調整。また、イラク戦でイエローカードを受け、累積警告によりオーストラリア戦が出場停止となるDF酒井宏樹(マルセイユ)はクラブに戻ってのコンディション調整が優先され、チームに帯同しないことが発表された。なお、酒井宏に代わる追加招集はない。

 イラク戦に先発出場したメンバーはジョギングなどの軽めの調整。ベンチスタートとなった選手はボールを使った練習に移行したが、狭いエリアでのボール回しの最中にアクシデントが起きる。DF槙野智章(浦和)と接触して、頭を打ったDF長友佑都(インテル)がピッチ上に倒れ込み、練習を切り上げることになった。チーム関係者によると、長友は意識もはっきりしており、練習後にも取材エリアを歩いて通ったものの、オーストラリア出発前に病院に行って検査を受けるという。SBは酒井宏を累積警告で欠くため、長友の状態が気になるところだ。

 その後、残ったメンバーはGK川島永嗣(メス)とGK東口順昭(G大阪)を加えたミニゲーム、最後はクロスからのシュート練習を行い、約1時間半のトレーニングを終えた。チームはこの日、日本を発ち、現地でオーストラリア戦に向けてコンディションを上げていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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