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高校でGKに転向…196cmの長身GKシュミット・ダニエルが代表候補に初選出

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GKトレーニングキャンプを行う日本代表候補に初選出されたGKシュミット・ダニエル

 日本サッカー協会は13日、日本代表候補のGKトレーニングキャンプを17~19日に大阪府内で行うことを発表し、GK西川周作(浦和)、GK東口順昭(G大阪)、GK林彰洋(鳥栖)ら6人を選出した。

 リオ五輪代表のGK櫛引政敏(鹿島)、GK中村航輔(柏)とともに日本代表候補初選出となった24歳のGKシュミット・ダニエル(松本)は196cmの大型GKで、アメリカ人の父を持つハーフ。小学4年から中学3年まではボランチを務め、GKへの転向は東北学院高1年のとき。中学時代には一度サッカーを辞め、5か月ほどバレー部に所属していたこともあるという。中央大時代には全日本大学選抜にも選出されたが、年代別の日本代表招集歴はない。中央大4年で正GKとなり、14年、仙台に入団した。

 ルーキーイヤーの14年4月、GKに故障者が続出した熊本に1か月間の期限付き移籍し、4月26日のJ2長崎戦でJデビュー。4試合連続でフル出場したが、期間満了に伴い、5月に仙台に復帰した。仙台ではカップ戦1試合の出場にとどまったが、昨季は再び熊本に期限付き移籍し、J2で26試合に出場。今季はJ2松本に期限付き移籍し、開幕から全35試合にフル出場している。

 シュミット・ダニエルはクラブを通じて「今まで年代別代表などにも呼ばれたことがないので光栄に思います。今シーズン自分のパフォーマンスに納得できてない状態が続いてますので、これを機にプレイヤーとして一つレベルを上げて松本山雅のJ1昇格に貢献できるようにレベルアップして帰ってきたいと思っています」とのコメントを発表した。

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