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決勝が“初出場”となる浦和GK西川「責任を果たさないと申し訳ない」

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ルヴァン杯決勝に向けてコンディションを整える浦和レッズGK西川周作

 決勝の舞台にだけ、ピッチに立つことになる。今季、浦和レッズはACLに参戦していたため、ルヴァン杯には決勝トーナメントから出場。しかし、GK西川周作は日本代表に選出されていたこともあり、準々決勝、そして準決勝には出場しておらず、今季のルヴァン杯出場はゼロだ。

 だからこそ、「チームメイトが準々決勝から勝ち上がってきてくれた」と決勝まで導いてくれたチームメイトに感謝を示す。そして、自身が決勝の舞台に立つのならば、その責任を果たさなければならないと力強く語った。「明日、試合に出るのであれば、しっかりと責任を果たさないと申し訳ない。皆の頑張りがあってのファイナルだと思うので、仲間に感謝しながらプレーして期待に応えたい」。

 10月1日のJ1リーグ第2ステージ第14節での対戦時には、G大阪から4-0の快勝を収めた。先発フル出場して完封に貢献した西川も「しっかり自分たちの良さが出せた」と振り返るが、「明日はもう少しガンバが前掛かりに来ると想定している。試合は90分あるので最後までうまくコントロールしたい」と決して気を緩めることなどない。

「明日は勝って、期待してくれている人を喜ばせたい」。チームとして、07年のACL以来となるタイトル獲得だけを目指してピッチに立つ。

(取材・文 折戸岳彦)
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