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「屈辱的な負け方」のリベンジ誓うG大阪FW長沢「必ずレッズを倒す」

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リーグ戦のリベンジを誓うG大阪FW長沢駿

 少しでも恩返しがしたい。ガンバ大阪のFW長沢駿は15日のルヴァン杯決勝・浦和戦に向け、「チームの雰囲気はすごくいい。明日の試合のために準備してきた。いい形で大会を終えられれば」と意気込みを語った。

 清水時代の指揮官でもある長谷川健太監督の下、昨季の天皇杯に続く自身2つ目のタイトル獲得を目指す。「健太さん(長谷川監督)はたくさんタイトルを取っているけど、僕はまだ一つだけなので」。11年は熊本、12年は京都、13年は松本と、清水から期限付き移籍を繰り返してきた長沢がG大阪に完全移籍したのは昨年7月だった。

 当初は出場機会に恵まれなかったが、シーズン終盤は徐々に出番を増やし、チャンピオンシップ決勝第1戦、天皇杯準々決勝、準決勝では得点も重ねた。今季はここまでリーグ戦20試合に出場し、9得点。特にここ8試合で6ゴールを量産し、日本代表のハリルホジッチ監督からも「面白い選手。浅野、岡崎、武藤とは違うフィジカルを持った選手」と名前を挙げられるまでになった。

「このチームに呼んでくれたのも健太さんだし、ここまで成長させてくれたのも健太さん。その感謝の気持ちを込めて全力でプレーしたい」

 今月1日に行われたJ1浦和戦は0-4の大敗。「屈辱的な負け方をして、僕自身、何もできなかった」と、無得点のまま途中交代に終わった。その後のルヴァン杯準決勝2試合はいずれもベンチスタート。「その悔しさを明日の試合で出さないといけない。必ずレッズを倒したい」と決意を述べた。

(取材・文 西山紘平)

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